シャプタリザシオン(補糖)とは?  ワインの発酵前、または発酵中のブドウ果汁に糖分を加えること。

  アントワーヌ・シャプタルというフランス人の名前に由来。

    発酵前のブドウに砂糖を加えることは以前からブルゴーニュ地方で行われていたが、ナポレオンの時代、フランスにおいて農業が重要な産業であると考えたシャプタルは、1790年頃から、この方法を他の地方でも広めていった。

    補糖というとワインに甘味を加えるための行為にも思われるが、シャプタリザシオンの目的はあくまでも「アルコール度数を高めること」にある。

ブドウはアルコール発酵に必要な糖分を持っているが、日照不足などでブドウがよく熟さず果実の糖度が上がらない場合、出来上がるワインのアルコール度数が低くなってしまう。

  これを防ぐためにシャプタリザシオンが必要とされることが多い。

    ただし、補糖の多様や乱用は問題視されており、フランスではAOC法において厳しく管理されている。

例えば、安易にアルコール度数を高めることを防ぐため、収穫開始日が定まっていないブドウの補糖は認められていない。

また、AOC法においてワインの最低アルコール度数を定めているが、造られたワインが最低アルコール度数に満たないからといって、発酵後の補糖は認められていない。

そのほか、補糖が行われた場合の最高アルコール度数を定めている。

  また、補糖を行う場合、関税、間接税当局に申告し、INAOにも通知をしなければならないという規定もある。

  日本は補糖が認められており、蔗糖(サッカロース)、グルコース、フラクトースなどが使用できる。

しかも、どれだけ入れてもお構いなしの状態なのです。

 自然発酵 風のヴィンヤード・メルロ 北海道余市 リタファーム & ワイナリーは2013年9月12日、北海道で20番目、余市ワイン特区1号、 余市町で3番目のワイナリーとして誕生しました。

テロワールを追求するため野生酵母による自然発酵でのワイン造りを実践している真面目なワイナリーです。

瓶内二次発酵ワインにおいても同様に野生酵母を使い自然発酵させています。

ワインの液送は極力、重力のみで行い瓶詰めも重力式の充填機でワインにストレスを与えないようにしています。

そして、驚くなかれ寒い北海道で有りながら シャプタリザシオン(補糖)をしません。

北海道では、半ばタブー視されて来ました。

聞かないのがお約束でした。

“風のヴィンヤード”は栽培面積約3haの余市町登地区、最南部に位置しています。

ニッカウヰスキーから車で10分程度の位置で、ニッカ蒸留所の街並みや余市川を見下ろす立地です。

緩やかな南斜面の葡萄畑は日照時間が長いです。

害虫と呼ばれる虫と共存することから学ぶべきこともあると考え、圃場内の生態系を極力崩さない畑造りに取り組んでいます。

南風が余市湾へと吹き抜けるため「風のヴィンヤード」と名付けています。

 【生態系を極力崩さない昆虫との共生】 女性醸造家 菅原由利子さん シャンパーニュ地方で修業され、阿部誠さんもうなるRMギィ・ド・シャセで研鑽をつみました。

モンターニュ・ド・ランス地区のグランクリュ「ルーヴォワ」に9.5haを所有する小さな家族経営のメゾンです。

ここでは、徹底的な「品質」の基本を学びました。

そして、シャンパーニュのオーガニックメゾンである、こちらもRMのBONNET-PONSON ボネ・ポンソ。

モンターニュドランスにある、Chameryに有ります。

90年代半ばからナチュラルシャンパーニュを追い求めたメゾンです。

AB (Agriculture Biologique)認証も受けているシャンパーニュはテロワールの個性を重視! 施肥は羊の肥やしを使い、その羊のエサも有機栽培飼料を食べているのです。

このような自然を大事にしているメゾンで修業されておりました。

このキュヴェは、全て自社畑「風のヴィンヤード」の南斜面のブドウを使っています。

健全に育ったメルローを野生酵母によりゆっくりと醸しました。

2年目樽を12ヶ月ほど熟成させた軽やかな赤ワインです。

北海道で最高のメルローの一つと言っても過言では有りません。

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