■FELT チュービングの魔術師ジム・フェルトが生み出すFELTのバイク。

独自開発のフレームチューブと設計思想により、他のバイクとは明らかに異なった乗り味を持っています。

そしてドイツメーカーらしく緻密な計算と実験によって製品を生み出します。

繰り返される風洞実験とシミュレーションの果てに生まれるバイクは完全に計算しつくされた究極のマシンです。

またFELTのバイクを物語るうえで欠かせないのが、カーボンフレームの全数チェック。

通常のメーカーは生産された製品のうち5%程度の製品に対し検査を行います。

FELTは生み出された製品の全てを検査します。

これにより高い品質を維持しています。

■AR 世界最先端のエアロロード AR レース向けエアロロードバイク 世界最先端のCFD(数値流体力学)解析と数百時間の風洞実験により作られた、UCI規程の限界に迫るエアロロード。

◆ エアロロードのパイオニア 初代ARは航空力学を応用した初めての本格的エアロロードとして2008年のツール・ド・フランスで鮮烈にデビューした。

エアロロードというカテゴリーのパイオニアがフェルトなのだ。

2代目ARは2014年にデビュー。

風洞施設での比較テストにより証明されたNo.1のエアロダイナミクスと重量剛性比はライバルに衝撃を与えた。

そして3代目となったのが新型AR。

蓄積した研究成果と最新技術を駆使することで+9%という驚異のエアロダイナミクスを実現した。

加えてロードバイクとして不可欠な剛性、快適性、セッティングという性能は完成の域に到達。

新しいARは、他の何をも犠牲にせず、+9%のエアロダイナミクスによる「フリースピード」をライダーに提供する。

◆ エアロ性能+9%と ロー・ヨーアングル・セオリー フェルトはロードレースのリサーチにおいて、正面方向からの風に対しての抵抗を減らすことが結果的に勝利へ繋がることを導き出した。

最新の計測機器を利用してゼロベースから検証を行い、新型ARは進行方向に対し0度から10度未満の空気抵抗に対して最適化を目指して設計が進められた。

結果、ヨー角0度の状態では前モデル比9.6%の空気抵抗削減に成功している。

◆ トランケーテッド・エアフォイル・シェイプ メインチューブには従来の翼断面形状から後端部を切り取った「トランケーテッド・エアロフォイル形状」を採用した。

UCIレギュレーションへの適応、ロー・ヨーアングルへの対応・フレームの剛性のすべてを満たす最適解をCFD解析によって追い求めた結果の形状だ。

さらにダウンチューブは前方と後方で大胆に形を変えている。

前方では左右方向に厚く、前後方向に狭い。

後方ではその逆として、ライダーを含めた全体での空気抵抗の最適化を図っている。

◆ フィッシュリップ・シェイプ・シートチューブ シートチューブは革新的な新型ARの中にあって、一層のアイコニックなシルエットを持つ。

リアホイールに合わせて大胆に切り取られたその断面は、リアタイヤを包み込むように左右に張り出したパテント取得済みの独自形状。

リアセクションのエアーフローを大幅に改善し、30Cのワイドタイヤを飲み込む理想のシートチューブだ。

◆ スクエアードBBシェイプ 空力性能を重視し、BB周りにはあえてボリュームを出さず、チェーンステイが水平方向に張り出した形状を採用した。

ライダーの足・クランク・さらにタイヤと状況に応じて目まぐるしく動きを変える部分で抵抗の削減を追い求めることはもちろん、オールラウンドレーサー、FRシリーズと比較しても遜色のないペダリング剛性を実現している。

◆ セミインテグレーテッド・コックピット ケーブルのフル内装システムは最新のエアロロードに不可欠だ。

しかし、ハンドルセッティングはライダーにとって最も重要だ。

もちろん新型ARのフロントビューにもケーブルは存在しない(Di2モデルの場合)。

その「セミインテグレーテッド」システムはステム下からケーブルを内蔵する。

つまりすべての31.8mmハンドルが使用可能。

角度調整に制限無し。

最大40mmの専用スペーサーにより高さも自由だ。

(※ワイヤー式変速機を利用の場合、ハンドル下からダウンチューブサイドへケーブルを取り回します) ◆ フルカーボン製専用エアロステム 専用エアロステムは現代エアロロードの証と言える。

新型ARのそれは、エアロ形状を高剛性で実現するフルカーボン製だ。

交換用ステムは90-140mmを用意。

さらに専用のヘッドトップカバーに交換することでケーブルを内装したままノーマルステムを使用できる。

フェイスプレートに至っては市販のコンピューターマウント(バーフライ)が直付け可能だ。

◆ ペダリング剛性と フロント剛性が大幅向上 新型ARを語る上で外せないのが、ナチュラルなライドフィールと高い反応性だ。

開発においてはフェルトのオールラウンドレーサー、FRに肩を並べる性能を実現するため、FEA解析とテストライドを繰り返し、必要な部分の剛性向上とバランスのチューニングを進めた。

新型ARにはエアロロードにありがちな縦に固くてピーキーな癖は皆無だ。

ナチュラルで踏みやすく軽い反応性、左右にリズミカルに振れる動きは新型ARの真骨頂だ。

・ BBペダリング剛性 +14% ・ ヘッドチューブ横剛性 +11% ・ フォーク横剛性 +21% ・ フォークねじれ剛性 +15%" ◆ スピードのためのディスクブレーキ ARにディスクブレーキを求める声は大きかった。

ディスクブレーキはあらゆるコンディションで変わらないブレーキ性能だけでなく、ケーブル内装やワイドリム&タイヤを含めたトータルパッケージでより速いバイクを実現する。

コーナーリングにおいては、短い時間で減速を終えることが可能なため、大きなアドバンテージがある。

より「速い」ARを完成させるための選択がディスクブレーキだ。

◆ 30Cタイアクリアランス スピードを追求したエアロロードにワイドタイヤは不要だろうか?フェルトの答えはノーだ。

新型ARは、ISO規格で求められるタイヤクリアランスに則ると、なんと最大30mm幅のタイヤに対応する。

ホイールのワイド化の流れによって、タイヤもワイド化の流れが著しい。

さらにレースによっては路面へのコンタクトを最大化するワイドタイヤがより良い選択となるだろう。

新型ARであれば、機材と環境に合わせてその時の最速の選択をすることが可能だ。

◆ シームレススルーアクスル エアロロードの開発においては、極僅かな差異が大きな性能差となって現れる。

新型ARのフロントフォークエンドとリアエンドには一切の段差が無い。

さらにスルーアクスルはフレームと面一になる専用品を開発した。

空力的にも視覚的にも一切の抵抗が無い、なめらかなフレームを是非ともその目で確認してほしい。

◆ フレーム直付けの チェーンキャッチャー 大事なカーボンフレームを忌まわしいチェーン落ちによって傷付けたことはないだろうか。

新型ARのシートチューブには直付けの専用チェーンキャッチャーが装備されている。

後付のチェーンキャッチャーと比べてはるかに信頼性の高いこのチェーンキャッチャーがあれば、フレームの傷付きを防ぐだけでなく、チェーン落ちによるタイムロスを回避して、目標とするレースでパフォーマンスを余すことなく発揮できるだろう。

◆ ラリーサイクリング使用バイク アメリカ、カナダのナショナルチャンピオンを複数擁する南北アメリカ大陸最強のUCIプロチーム(2019年までのプロコンチネンタルチーム)が使用。

実車が無い昨年9月の時点ではFRを選ぶ選手が多かったが、チームに実車が届いて以降、ARを選希望する選手が圧倒的で、最終的には65%以上の選手がARを選択。

既に2020年ワールドツアー初戦、ダウンアンダーで、ARを駆ったホスキングが勝利を上げている。

◆ 【スペック】 ■FRAMESET ●FRAME: UHC Ultimate + TeXtreme カーボン、カーボンBB386シェル、12 x 142mmスルーアクスル、フラットマウント ●FORK: UHC Ultimate + TeXtreme カーボンモノコック、AeroTaper 1.125" – 1.25" カーボンコラム フラットマウント、12 x 100mmスルーアクスル ●HEADSET: FSA インテグレーテッド、MR121 {870E-RS} アッパー、MR168 {970E-RS} ロワー、ノーマルステム用トップカバー ■GROUP ●SHIFTERS: Shimano Dura-Ace Di2 R9170 11スピード ●FRONT DERAILLEUR: Shimano Dura-Ace R9150 Di2 ●REAR DERAILLEUR: Shimano Dura-Ace R9150 Di2 11スピード ショートケージ ●CRANKSET: Shimano Dura-Ace R9100、52/36T 48cm: 165mm、51cm: 170mm、54 – 56cm: 172.5mm ●BB: CeramicSpeed BB386 with 24mm bearings ●SPROCKET: Shimano Ultegra 11sp 11/28T ●BRAKES: Shimano Dura-Ace 11スピード、11-28T ●BRAKE LEVER: Shimano Dura-Ace R9170、油圧式 ■WHEELS ●RIMS/WHEELS: Zipp 454 NSW Carbon Clincher Disc-brake チューブレス互換 ●FRONT HUB: Zipp Cognition Disc Brake、12 x 100mm スルーアクスル ●REAR HUB: Zipp Cognition Disc Brake、12 x 142mm スルーアクスル ●TIRE: Continental Grand Prix 5000 Tubeless、700 x 25c ■COMPONENTS ●STEM: AR integrated カーボン、-6°、48 – 51cm: 90mm、54 – 56cm: 100mm ●HANDLE BAR: Pro Components Vibe Aero、Φ31.8mm 48 – 51cm: 400mm、54 – 56cm: 420mm ●SEAT POST: Felt VariMount Aero Road UHC Advanced + TeXtreme カーボン、vibration reducing インサート、内蔵バッテリーホルダー、350mm(カット可能)、0/20mm オフセット ●SEAT CLAMP: Felt Internaloc integrated、チタンボルト ●SADDLE: Prologo Dimension Nack ◆ ジオメトリー

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